1週間お疲れさまでした。グロース株が大きく崩れた一週間となりました(^_^;)。振り返って個別株のチャートを確認すると売り抜け兆候は見えていましたが被弾するまで売れなかったのは反省…。ひとまず指数の動向を確認してみましょう。
目次
市場の状態を調べる方法
CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて市場の分析をしています。
日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。
株価指数の動向
S&P500指数(SPY)
先週末10/16は出来高を伴った上髭陰線、売り圧力に蓋された形で引けました。今週の月曜日は10/19は実体の大きな陰線で下落、出来高は減らしているが需給は悪いですね。続く10/20,21は長い上髭(トウバ)で引けており、未だ売り圧力が強い状態を示しています。10/22,23になると一転、下髭ローソク足に変わっており需給が改善傾向で買い圧力が増えてきたことを示しています。ただし出来高が伴っていないため本格的な反転を確証するにはいたりません。
週足では出来高を減らしながらの下落しています。高値更新に失敗していますが下髭を付けており悪くはない展開。
NASDAQ(QQQ)
NASDAQもS&P500指数と同様の展開です。10/23の上げ幅はNASDAQの方が小さめ。株価収束、出来高減少、買い圧力の高まりは上昇を期待させますが未だ不安定な展開です。
週足では出来高を減らして下落、少し調整して反転を期待させる展開ですかね。
TOPIX
日本市場は下落の傾向。10/21に上髭を付けた後。10/22に急落。10/23には下髭を付けて反発していますが極めて不安定な展開です。
マザーズ指数
マザーズ指数の急落が厳しかったですね…(>_<;)。先週の動きから振り返ってみると、10/12から出来高が増加傾向にも関わらず10/15,16には下落に転じています。下髭を付けて反発した10/19,20は出来高が少なく、10/21に出来高を増やした上髭陰線で売り圧力が復活、そして10/22の大陰線に繋がる状況でした。…怪しさ満点ですね。もう少し早くポジション減らすべきったと反省。
ちなみに先週の週報では次のようにコメントしていました。
世界最強のマザーズ指数も崩れていますね。こちらは出来高を増やす展開ですが金曜日の下髭でストッピングボリュームとなっているか?週明け以降の動向を確認してみましょう。
かえる相場日記10/16週報
うん、悪くはない(笑)。月曜日火曜日の結果を見て行動できたかが生死の分かれ目でした。
10/23金曜日は下髭で強く反発しておりストッピングボリュームの可能性もあります。週明け以降のローソク足で反転を確証した後にエントリーしていきたいところです。
成長株と割安株の資金循環(QQQ/DIA)
資金は成長株から抜けている傾向。25MA上の重要局面です。
主導株の動き
今週の急落は相場を牽引してきた成長株たちが崩れたことが原因でした。特に強い成長株を集めた主導株指数はどのような動きをしていたのでしょうか。
※主導株指数は東証1部銘柄で算出していますがマザーズ指数と強い相関があります。
主導株指数の値動きと出来高だけ見てみると22日、23日は高い出来高がで大きく下げています。また出来高を伴い下落した銘柄も15と高い水準です。
本来は先行指数として相場の天井を当てる役割を担ってほしい主導株指数ですが…。今回は10/15,16にかけて売り抜けが見えたのが危険信号だったと言えますかね。19日,20日の上昇も出来高が心細いです。10/20にTOPIXに対する成績が大幅に改善したのも過熱感を示唆するものかもしれません。
主導株指数の詳細はこちらの記事をご確認ください。
※先週の主導株指数算出式で誤りがありました。申し訳ございません。今週より修正しております。
来週の展望
成長株たちは大きく崩れてしまいました。どこまで下落するかは分かりません…。急落で高い勉強代を払いましたが、生き残れば次があります(`・ω・´)。
下落によって適切な調整が進めば新たな上昇トレンドが訪れるはずなので、銘柄分析をしながらチャンスを待ちたいところです。
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今週末中に11月度CANSLIM候補銘柄とテンバガーチャート分析1件を公開予定です。乞うご期待(/・ω・)/
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