VCPパターン/ディップ(2379)/2015年

ミネルヴィニの成長株投資法で紹介されているVCPパターンは出現頻度と再現性の観点から最重要のチャートパターンです。VCPパターンの本質は需給なので、マスターすればテクニカル分析技術が格段に上がります。ディップは2015年にきれいなVCPパターンを描いているので、株価チャートを利用して理解を深めましょう(/・ω・)/

※本ページは個人的な学習メモであり情報の正確さは保証できません。

VCPパターン(週足)/ディップ

VCPパターン(日足)/ディップ

VCPパターンのポイント

チャートを見てVCPパターンのチェックポイントとエントリー候補日を考えてみました。

Check point

〇週足
・1度目の押しは26週移動平均線を割り込む
・2度目の押しは13週移動平均線で反発、13週移動平均線も上向きへ
・ブレイクアウト前の調整は13週移動平均より上で狭い値幅で起こる
〇日足
・10月中旬、11月中旬に出来高を伴った下落で振るい落とし
・10/15, 10/22,11/14,11/17,11/18は出来高とローソク足から買い圧力を感じる
・12/4,5は出来高急減で売り枯れ示唆
・翌12/9は安く寄り付くが大陽線で高値引け 寄付きで振るい落とし?
・12/15, 19は出来高を伴いつつも上髭で上値の重さを感じる 底から+45%の位置
・2度目の調整は50日移動平均線のサポートで反発
・3度目の調整は25日移動平均線のサポートで反発
・前回高値を前に5%程度の値幅に株価収束
・2/19にピボットラインブレイクを試みるも上髭陰線&出来高増
・陰線から4日間(2/20,23,24,25,)は出来高急減で株価収束
・2/26は過去4日の支持線を割り込むも出来高を伴った高値引け
・2/27は出来高を伴って直近高値をブレイクアウト

Entry point

12/8
 (根拠)12/8
    上昇中の押し目で出来高急減
    ※50日線, 75日線, 13週線は下向きで時期尚早か。
2/20-24
 (根拠)出来高急減の株価収束
    過去数か月でVCPの特徴
    移動平均線もパーフェクトオーダー
    ※25日の下髭(-2.5%)で振るい落とされる可能性あり

2/25
 (根拠)出来高急減後の下髭→高値引け
    最後の振るい落としと買い圧力

ブレイク後の値動き

VCPパターンの特徴とブレイク後の動きは以下の通りです。

ベース形成期間:109営業日
クライマックストップからブレイクアウトまで:126営業日
調整幅:38.65%, 18.93%, 12.14%, 6.81%
上昇後トレンド継続期間:103営業日

テンバガーの過去チャートから学ぶ

今回のようなチャート分析を多数公開しています。

私のチャート分析の着眼点は「ミネルヴィニの成長株投資法」、「オニールの成長株発掘法」、「出来高・価格分析の完全ガイド」に全てが記載されています。全て名著なので是非ご一読を。

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