index投資は初期設定をしてしまえば、数か月に1度確認するだけでも問題ありません。裏を返せば初めの設定がリターンに大きな影響を与えます。index投資の始め方、始める上での注意点を確認してみましょう。
目次
Step.1:証券口座を開設する
投資を行うためには証券会社や銀行で証券口座を作る必要があります。いろいろな会社があり、それぞれ特徴が異なりますので自分のスタイルにあった会社で口座を開設することが重要です。当サイトで紹介している投資スタイルでは、SBI証券がイチオシです。他証券会社の特徴も合わせて確認したい方は次のページを御覧ください。
Step.2:投資対象の商品を選ぶ
証券口座を開設したら購入する商品を選びましょう。選ぶ際のチェックポイントは資産クラス、分散度、手数料の3項目です。
資産クラス:株、国債、債券、金、不動産、etc.
投資対象の属性。商品の種類と対象地域によって分類されます。商品としては株、債券(=国債や社債)、金、不動産などがあります。対象地域は日本国内、アメリカ、先進国、新興国などの分類があります。資産クラスによって値動きの特徴が異なります。
分散度:商品を構成する要素の数
商品に含まれる株式や債券の種類数。数が増え分散度が上がるほどあがる程、値動きが穏やかになります。激しい値動きによる致命的な損失を避けるためには、ある程度分散度の高い商品を選ぶ必要があります。
手数料:維持にかかる費用
商品を保有している間発生する手数料。長期間投資を続けると、小さなコストの違いが収益に大きく影響するので重要な要素です。
チェックポイントを参考にしながら商品を選びましょう。
資産クラスの異なる商品を複数種類購入することがおすすめです。
資産クラスの配分(=アセットロケーション)については次の記事を確認してください。
Step3:購入額を決める
商品をどれだけ購入するか決めましょう。
一度で全ての預金を投じて商品を購入することはおすすめできません。商品選びの説明の中で、分散度をあげてリスクを下げることができると述べましたが、購入タイミングも分散させることでさらにリスクを下げることができます。数年かけて預金を商品に変換していくイメージで取り組んでいきましょう。個人のリスク許容度にもよりますが、当面使用する予定のないお金は投資に回してしまって問題ないと思います。また預金があまりない場合でも、投資信託であれば月々100円程度からでも始めることもできますので、小額からでも実際に始めてみましょう。
定期的にリバランスする
index投資を続けていると、価格変動によりはじめに決めたアセットロケーションから資産比率がズレてきてしまいます。アセットロケーションの構成が変わるとリスクリターンの関係が崩れてしまうため、定期的に修正する必要があります。1年に1度くらいはアセットロケーションの内容を確認することをおすすめします。
以上でindex投資の具体的なやり方の紹介は終わりです。商品の選び方、アセットロケーションの決め方は次の記事を参考にしてください。
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