コロナの感染者がまた増えてきましたね。問題は感染爆発ではなくインフルエンザと比べると感染者数&死者数の割に医療への負荷が大きいことだと感じるのですが、もっと軽減できないのかしら…。さて相場はコロナ耐性のある株式市場はどうなっているのか、今週を振り返っていきましょう。
目次
市場の状態を調べる方法
CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて市場の分析をしています。
日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。
株価指数の動向
S&P500指数(SPY)
先週末11/20(金)は出来高を伴った陰線で引けていました。前回の週報ではオニールの判断基準でディストリビューションとしていましたが、前日と同程度の値幅で出来高を増やしているところを見ると、買い圧力も強かったと見れますね。週明けは反発し終値で最高値を更新しに行きます。11/24は大幅高となりましたが出来高を減らしており、勢いは感じられません。続く11/25,27も出来高が少なく積極的に高値を更新していく動きにはなっていません。感謝祭で11/16が休みとなるため取引が控えられているのでしょうか。いずれにせよチャートから勢いを感じることはできずに11/27は引けています。市場は楽観的な印象ですが高値圏でディストリビューションが続いている状況は気掛かりですね。
週足では高値圏で初めての陽線ですが、出来高は弱弱しいですね。来週の動きに期待したいところです。
NASDAQ(QQQ)
NASDAQはS&P500に比べしっかり上がっていますが、出来高は同じく低調です。
週足では陽線も出来高少なめ。S&P500指数と傾向は同じです。
TOPIX
日本市場は米国市場よりも出来高を増やしていますが、11/25は出来高をともなった陰線、11/27は出来高を伴った小陽線と売り圧力の強さは健在です。好材料で売りの圧力を跳ね返すのか、一旦調整に入るのか、よくわかりませんね。
マザーズ指数
マザーズ指数は11月に入ってから揉み合いが続いています。三角保ちあいが終盤に差し掛かっており、来週あたり大きく動くかもしれませんね。11/25の陰線で出来高が少なく売りは枯れてきた気もしますが、現状では買い上げる勢いがある訳でもありません(^_^;)。
成長株と割安株の資金循環(QQQ/DIA)
金曜日に揉み合いから上へ抜けました。このまま上昇することを願いましょう。
主導株の動き
主導株指数は木曜日・金曜日にかけて急騰しました。揉み合い中のマザーズに先駆けての急騰は明るいですね。このまま高値更新を狙ってほしいところです。主導株指数とマザーズ指数の比は9/26の高値を一気に上抜きました。この後マザーズ指数がついてきてくれると最高の展開です。
主導株指数の詳細はこちらの記事をご確認ください。
来週の展望
株価指数はいずれも横ばいが続いています。この中で急騰した主導株指数が何を意味するのか確認していきたいですね。最近低調だった成長株に再び資金が戻ってくれることを願います(/・ω・)/
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