かえる相場日記-2021/1/22週報

バイデン政権へ移行が完了しましたね。政権交代により株式投資への逆風が吹くと言われていましたが今のところ問題なさそうです。私の投資スタンスでは社会情勢よりもチャート重視なので、外部環境に惑わされずルールに従って取引を続けたいと思います。

では今週の振り返りを行っていきましょう。

市場の状態を調べる方法

CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて今週の相場状況を振り返っています。日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。

株価指数の状態

NASDAQ(QQQ)

先週末ディストリビューションで引けたNASDAQは25DMAでしっかり反転し上昇した1週間でした。ただし最高値を更新した割に出来高が少ないのが気掛かりです。来週の動きで強さを裏付けてくれることを期待したいですね。

週足でみても陽線で上昇継続の流れ。出来高は減少していますが、過熱感なくゆっくり上げる展開になってくれると良いですね。

マザーズ指数(2516)

マザーズ指数は出来高を伴って75DMAを上放れしました。次の相場の主導株になる銘柄たちが付いてこれば上昇トレンドの始まりが期待できますね。

主導株指数

※2021/1/23 22:00…主導株の内容を更新しグラフを差し替えました。

主導株指数も上昇したものの、パフォーマンスはマザーズ指数を下回っていて気持ち悪いですね。出来高を伴った騰落数を見ても方向感がはっきりしていない様子が見て取れます。割安株が強く買われたのか、主導株が交代したのか精査が必要です。前者だとするとオニールの言う強気相場の終焉の可能性が高まります。

個別銘柄の動向

キャリアリンク

10月下旬からボラリティを低下させながら3度の押しが見られていたキャリアリンクは決算の3日後に出来高急増でブレイクアウトしましたね。VCPの調整幅はT1=35%からT3=10%まで低下しています。目を離さずに逆指値を入れておけば取れた展開ですね。
(私は決算前に逃げた後、目を離しました…)

アイアールジャパン

2019年を主導したアイアールジャパンは1/15にピボットラインをブレイクしました。形だけ見るとカップウィズハンドルにも見えますが、出来高の推移をみるといまいち。ブレイク時に出来高を減らしている点も気に入りません。連騰している以上、買いが正解だったのかもしれませんが今後の推移を見守りたいですね。

CANSLIM候補銘柄のレラティブストレングス

CANSLIM候補銘柄のレラティブストレングスを確認してみましょう。

Ｍａｃｂｅｅ　Ｐｌａｎｅｔが80を超えてきたので要チェックですね。

全銘柄データをブログにあげるのはレイアウト的に気が進まないのでエクセルファイルで掲載してみることとしました。

来週の展望

マザーズ指数が75DMAを明確に上放れしましたが主導株指数は低調。大きくチャートが崩れていた成長株たちが立ち直っていくかをじっくり観察したいですね。またアイアールジャパン、レーザーテック、HENNGEなどの超優良銘柄の株価は既に新高値圏にあります。新たな強気相場が始まり、適切なベースから主導株に続く銘柄たちが現れるのか、クライマックストップで崩壊が始まるのか注目です。

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明けましておめでとうございます。年明けから成長株はボラリティの大きな展開が続いていますね。目先の値動きに惑わされず、業績の優れた銘柄が適切なベースを作るのを待ちたいと思います。オニールの成長株発掘法で提唱されているCANSLIM投...

www.kerostocklab.com

2021.01.23

決算スケジュールの記憶違いで今週になりましたが…先週末公開した方がよかったですね、申し訳ありません(^_^;)。
3月度の更新は2/14を予定しています。

(編集後記)
主導株指数より簡便なモメンタム系の指標を考え中です。ミネルヴィニ派、オニール派の人たちのモメンタムをはかれるはず。しばらく推移を観察してから正式運用したいと思います。