米国は経済指標も株価指数も絶好調ですね。一方の日本市場は上値が重く横ばいで辛い日々(^_^;)。
では今週の相場を振り返っていきましょう。
目次
市場の状態を調べる方法
CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて今週の相場状況を振り返っています。日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。
株価指数の状態
NASDAQ(QQQ)
QQQは4月に入ってから上昇が続いていますね。出来高は平時の水準に戻っており、過熱感なく好需給で上昇している印象です。ちなみに今回の上昇の主体はGAFAMです。時価総額によるひずみが生じないRSPの上昇幅は限定的です。中小型株やハイパーグロース株主体のETF(IWM, FFTY, ARKK)は上値が重いですね。
NASDAQは最高値圏に迫っています。小型株も続いてよい循環が生まれると良いですね。
マザーズ指数(2516)
今週のマザーズ指数は陰線から始まりましたね。4/6,4/7あたりですぐに下げ止まったものの出来高は少ないですね。週明け以降出来高を増やしてくるようなら売り枯れ&反転という流れでしょうか。
週足では出来高を減らした陰線でしたが13週移動平均線の上で引けることができています。方向感が見えにくいのでやりにくいですね。。
主導株指数
続いて主導株指数をみてみましょう。採用銘柄は3/19時点の主導株です。
3月下旬から横ばいですが指数より強い動きをしていますね。金曜日に上抜けしたように見えますが、騰落銘柄数を見ると出来高を伴って下落した銘柄も多いようです。
個別銘柄の動向
しばらく目を離している間にレーザーテックが返り咲いていますね。
2月上旬に1番底、3月上旬に2番底、3月中旬の横ばいで買い集めという感じのダブルボトムと解釈することができますね。
レラティブストレングス
CANSLIM候補銘柄
2021年4月度CANSLIM銘柄候補のレラティブストレングスは以下のようになっています。
コード | 銘柄名 | 2021-04-09 | 2021-04-02 | 2021-03-26 | 2021-03-19 | 2021-03-12 |
2150 | ケアネット | 99 | 99 | 99 | 99 | 99 |
3540 | 歯愛メディカル | 96 | 97 | 96 | 97 | 94 |
3962 | チェンジ | 99 | 99 | 99 | 99 | 98 |
3998 | すららネット | 99 | 99 | 99 | 99 | 98 |
4449 | ギフティ | 94 | 95 | 97 | 97 | 96 |
4479 | マクアケ | 89 | 91 | 85 | 71 | 82 |
4488 | AI inside | 88 | 85 | 83 | 81 | 83 |
4587 | ペプチドリーム | 35 | 39 | 35 | 44 | 56 |
4686 | ジャストシステム | 22 | 33 | 22 | 18 | 19 |
4699 | ウチダエスコ | 68 | 66 | 62 | 47 | 24 |
5070 | ドラフト | 85 | 83 | 33 | 48 | 85 |
6532 | ベイカレント・コンサルティング | 98 | 98 | 98 | 98 | 98 |
6533 | Orchestra HLDG | 97 | 98 | 98 | 98 | 97 |
7068 | フィードフォース | 95 | 93 | 94 | 93 | 94 |
7079 | WDBココ | 66 | 85 | 79 | 82 | 91 |
7095 | Macbee Planet | 97 | 87 | 68 | 59 | 86 |
9450 | ファイバーゲート | 86 | 90 | 89 | 93 | 89 |
9517 | イーレックス | 87 | 85 | 85 | 87 | 80 |
Macbee Planetが3/26に出来高を伴って上昇を開始して以来良い動きをしてしますね。
レラティブストレングスランキングデータ
日本株のレラティブストレングスランキング上位20%銘柄のエクセルデータは以下のダウンロードボタンから入手できます。
来週の展望
成長株の中でも好需給の銘柄は堅調ですね。個別銘柄が導いてくれるままに頑張りましょう(/・ω・)/。マザーズ指数への指数寄与度が高いメルカリとフリーが上向いて雰囲気が良くなるとなお良いですね。
ミネルヴィニ語録
「ミネルヴィニの成長株投資法」の著者マーク・ミネルヴィニ氏のTweetから気になったものをピックアップしてご紹介します。私の英語力が低いところには目を瞑ってください(^_^;)。
私が購入した銘柄に言及した際、「監視していたけど買い逃した」と言う人が多くいる。皆が同じ銘柄を見ている中でパフォーマンスの差を生み出すのは売買タイミング、ポジションサイズ、資金管理だ。
Mark Minervini
耳が痛いですね(笑)。ひたすら腕を磨いていきましょう(/・ω・)/。
(編集後記)
兼業投資家の私はブレイクアウト狙いの逆指値でエントリーすることが多いのですが、最近はブレイクアウト前に上下に振られて刈られることが続いています(^_^;)。戦略を見直さねば…。
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