かえる相場日記-2021/6/4週報

日本ではワクチンの接種が徐々に進んできましたね。株式市場でもアフターコロナ銘柄の勢いが良いようで我々成長株投資家は立ち回りが難しい…。小さなチャンスをコツコツ掴んで生き残りたいですね。

それでは今週の相場を振り返ってみましょう。

市場の状態を調べる方法

CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて今週の相場状況を振り返っています。日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。

株価指数の状態

NASDAQ(QQQ)

QQQは先週後半と同価格帯で金曜日を終えました。6日間のヨコヨコから25日移動平均線を下髭で割る下落でふるい落とし、出来高を伴って元のレンジに戻っています。このふるい落としで上値が軽くなっていれば高値更新も期待できますね。

週足では13週移動平均線に支えられた推移となっています。5月上旬のセリクラから適温で上昇しているようなチャートですね。

マザーズ指数(2516)

マザーズ指数は節目1150に弾かれて下落の1週間でした。25日移動平均線にも頭を押さえられており元気がないですね(^_^;)。

主導株指数

メインPCの電源コードが断線したため解析ツールが取り出せず今週はお休みですm(__)m

割安株と成長株

成長株と割安株のどちらに資金が流れているかを見てみましょう。TOPIX500GROWTH/TOPIX500VALUEという合成指標を利用しています。大きくなるほど成長株へ資金が流れていることになります。

2020年12月上旬を天井に割安株優位の状況が続いています。直近は13週移動平均線に頭を押さえられながら高値を切り下げています。今週の値動きで3月中旬からの支持線まで下落しました。レンジ下限の押し目買いはありかもしれませんが、下落トレンドなので気が進まないですね。

個別銘柄の動向

マザーズ指数が下落基調なのもあり、ベースからブレイクアウトした銘柄は見当たりませんでしたが、調整後半という銘柄はいくつかありますね。一方で上昇トレンドの押し目として、6532：ベイカレントコンサルティングや半導体関連銘柄の6920：レーザーテックなどがありました。

レラティブストレングス(6/6追記)

断線したメインPCの電源コードを入手したので追記しました。

CANSLIM候補銘柄

2021年6月度CANSLIM銘柄候補のレラティブストレングスは以下のようになっています。

レラティブストレングスランキングデータ

日本株のレラティブストレングスランキング上位20%銘柄のエクセルデータは以下のダウンロードボタンから入手できます。

来週の展望

マザーズ指数は下落トレンド継続中。へたっぴは地合いが味方してくれるまで待機とします(/・ω・)/。

(編集後記)

最近子供が生まれたので育児に時間が吸われていきます…。地合いが悪いのでプラスかもしれませんが少しでもチャートを見ていかねば。

ミネルヴィニ語録

「ミネルヴィニの成長株投資法」の著者マーク・ミネルヴィニ氏のTweetから気になったものをピックアップしてご紹介します。

私は市場の健全性を測る非常にシンプルな方法を持っています…過去5回または10回の取引でどれだけうまくいったか？ ウォールストリートのアナリスト全員を合わせたものよりも正確です。

Mark Minervini

誰もが心の中にチャンピオントレーダーを持っています。ただ、知識、願望、コミットメント、そして意欲の問題なのです。そして何よりも、自分の可能性と能力を信じることです。トレーディングにおいても、人生においても、自分が考えている以上のことを成し遂げることができると、私は断言します。

Mark Minervini

私の投資成績からするに今年入ってから相場は重病ですね(苦笑)。

私の中のチャンピオントレーダーが目覚めるように技術を磨いていきたいです。