新総裁誕生もご祝儀が回ってきませんね…。日本市場は再び辛い状況です。
今週の相場を振り返ってみましょう。
目次
市場の状態を調べる方法
CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて今週の相場状況を振り返っています。日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。
株価指数の状態
NASDAQ(QQQ)
QQQは9/28に出来高を伴って大きく下げました。9月中旬以降、大きな出来高での売り抜けが目立っています(^_^;)。10/1は長い下髭を伴って反転の兆しが見えましたが不安定な状況は変わりありません。
週足では下髭で26週付近まで下げて切り返しています。出来高も高水準なので並みの調整ならそろそろ終わりそうですが、警戒感を高めておきたいですね。
マザーズ指数
マザーズ指数は9月中旬の高値からボラリティ高めで下落を続けています。個別銘柄を見ても崩れたチャートが増えているのでしばらく静観が正解でしょうか。
週足では13~52週移動平均線に近接して推移しています。52週移動平均が垂れ始めているのが気になりますね…。
個別銘柄の動向
4980:デクセリアルズ、9518:イーレックスがカップウィズハンドルを形成中と期待していましたが崩れてしまいました。先導株たちも天井を付けているので次のチャンスを待ちたいですね。
レラティブストレングス
日本株のレラティブストレングスを確認してみましょう。
※当ブログで独自に算出したデータです。詳細はリンク先をご確認ください。
CANSLIM候補銘柄
2021年10月度CANSLIM銘柄候補のレラティブストレングスは以下のようになっています。
コード | 銘柄名 | 2021-10-01 | 2021-09-24 | 2021-09-17 | 2021-09-10 | 2021-09-03 |
2148 | アイティメディア | 62 | 69 | 77 | 83 | 67 |
2150 | ケアネット | 96 | 96 | 98 | 99 | 96 |
2413 | エムスリー | 67 | 78 | 85 | 75 | 63 |
2929 | ファーマフーズ | 79 | 84 | 84 | 88 | 93 |
3465 | ケイアイスター不動産 | 94 | 95 | 95 | 96 | 96 |
3562 | No.1 | 15 | 17 | 18 | 33 | 80 |
3635 | コーエーテクモHLDG | 73 | 86 | 88 | 87 | 79 |
3697 | SHIFT | 96 | 98 | 98 | 97 | 97 |
3922 | PR TIMES | 46 | 45 | 62 | 68 | 60 |
3933 | チエル | 14 | 16 | 14 | 31 | 40 |
4308 | Jストリーム | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 |
4390 | IPS | 6 | 12 | 8 | 12 | 5 |
4482 | ウィルズ | 80 | 72 | 81 | 88 | 86 |
6036 | KeePer技研 | 98 | 97 | 98 | 98 | 99 |
6254 | 野村マイクロ・サイエンス | 96 | 97 | 97 | 98 | 97 |
6532 | ベイカレント・コンサルティング | 99 | 99 | 99 | 99 | 99 |
6533 | Orchestra HLDG | 96 | 97 | 93 | 95 | 95 |
7068 | フィードフォースグループ | 6 | 9 | 7 | 5 | 4 |
7076 | 名南M&A | 1 | 1 | 1 | 0 | 2 |
7095 | Macbee Planet | 95 | 97 | 97 | 95 | 93 |
7320 | 日本リビング保証 | 94 | 94 | 94 | 94 | 89 |
7351 | グッドパッチ | 53 | 59 | 57 | 63 | 55 |
7354 | DmMIX | 90 | 82 | 90 | 90 | 72 |
9326 | 関通 | 89 | 90 | 87 | 88 | 76 |
9517 | イーレックス | 96 | 96 | 97 | 97 | 95 |
レラティブストレングスランキングデータ
日本株のレラティブストレングスランキング上位20%銘柄のエクセルデータは以下のダウンロードボタンから入手できます。
来週の展望
チャートが崩れているのでしばらく静観。ちょっと調整して新しいベースを形成してくれると良いですね(/・ω・)/
ミネルヴィニ語録
「ミネルヴィニの成長株投資法」の著者マーク・ミネルヴィニ氏のTweetから気になったものをピックアップしてご紹介します。
季節的に不安定な時期に、ナスダックが200日線を超えた銘柄が35%しかないという危うい基盤の中で、売られすぎの状態が続いている中で、ますます出来高の多い連続した売り抜けという最近のパターンを尊重しなければなりません。同じような動きが87年の大暴落にも見られた。
Mark Minervini
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